突然ですが、
あなたのWordPressサイト、
ちゃんとバックアップは取っていますか?
いつも通り使っていても
ある日、いきなり
データが消えてしまう・・・!
・・・というトラブルが
起こる可能性もあるんです。
原因はいろいろありますが
バージョンアップしたら
プラグインと相性が悪くて
うまく表示できなくなったり
または、自分で操作を
誤って消してしまう、
なんていうこともあります。
(意外と多いのです)
万が一に備えて
大切なサイトのバックアップ設定は
しっかりしておきましょうね。
復旧サービスはないの?
お使いのサーバーによっては
有料で、消えてしまったデータを
復旧してくれるところもあります。
ご利用のサーバーのサイトなど
確認してみてくださいね。
エックスサーバーでは
- サーバー領域データ
… ご指定の日のWeb・メールデータ(税込10,800円) - MySQLデータベース
… ご指定の日の特定のデータベース1つ(税込5,400円)
で、それぞれ復旧してくれるそうです。
しかし、それでも
データを貰えるのが
早くても1日はかかるそうなので
その間サイトに来てくださったお客様は
「データがありません」
という画面を見ることになります(><)
サーバーにお願いするのは
万が一の時だけにして
自分でしっかり
バックアップを取っておきましょうね!
バックアップをとるのは大変?
本来は、FTPという専用のソフトを使って
WordPressのデータを選んでコピーして…と
ちょっと大変な作業です。
でも大丈夫♪
一回設定しておけば
あとは自動的にバックアップ
してくれる、便利プラグインがあります。
BackWPup というプラグインです。
データを保存する場所が肝心
プラグインでバックアップを取ると
プラグインは、あたりまえですが
WordPressの中にあるので
WordPressにログインできない時、困りますね。
(FTPソフトで入れますが、
難しいのでここでは割愛します)
そのため、
バックアップを取ったデータは
「WordPress以外の場所」に
保管しておきましょう。
おすすめは「Drop Box」です。
Dropbox ドロップボックスとは
DropBoxドロップボックスは、
クラウド、といって
インターネット上にデータを保存できる、
いわば無料倉庫のようなものです。
無料で2GBまで使えるのですが
紹介だと2.5GBに増えます。
紹介してくださる人がいない場合は
よかったら私の紹介リンクをお使いください。
私からの紹介リンク↓
余談ですが、このドロップボックスは
友達を招待するとどんどん
容量が増えますよ♪
そう、ここから登録されると
私もに増えちゃうのです。
(ありがとうございます・苦笑)
それもどうかなぁと思ったのですが、
初めから自分の容量を増やせるので
メリットもあると思います。
他に紹介してくださる方がいない場合は、
良かったら使ってくださいね。
バックアッププラグイン Back WP up
では Back WP upという
プラグインをインストールします。
プラグインの入れ方
メニュー左下の「Plugin」
から「新規追加」を開きます。
右端の「プラグインの検索」に
「BackWPup」と入力して検索します。
「今すぐインストール」を押すと
「有効化」に変わるので、そのまま
有効化を押してください。
これでプラグインが入りました♪
プラグインが英語で読めない・・という方へ
BackWPupはあったけど、
英語でわかりづらい・・・という方は、
プラグインに更新のお知らせが出ていると思います。
最新版にすれば日本語になりますよ!
BackWPupの設定方法
プラグインを有効にできたら
左下に「BackWPup」という
メニューが増えています。
早速設定していきましょう!
バックアップは2種類
バックアップの設定は「2つ」行います。
「ファイル」と
「データベース」の2つです。
まとめてバックアップすれば楽なのですが
それではデータが大きくなりすぎることがあるので
ファイル、と データベース
それぞれ別々のタイミングでバックアップすると
効率的ですよ。
「ファイル」は全体のデータなので大きいです。
これは週に1回でで十分です。
「データベース」にブログ記事が入っているので
これを毎日バックアップしていきましょう。
それではBackWPupから
「新規ジョブを追加」を開きます。
ファイルのバックアップ
ではまず「ファイル」の方から。
名前は、わかりやすければ
何でもいいのですが
ここでは
「ファイルのバックアップ」
とします。
下の段も
「ファイルのバックアップ」
にだけチェックをつけて下さい。
「アーカイブ形式」とは
データを圧縮する形式のことです。
Windowsの方は 「Zip」
Macの方は「Tar Gzip」
にチェックを入れ
Dropboxにバックアップ
にチェックをつけます。
次に、「スケジュール」を開いてください。
「WordPressのcron」に
チェックをつけてください。
Cronってなんでしょうね。
「時の神クロノス」が語源だとかなんとかで
時計を意味するらしいですよ。
すると、スケジュールが
設定できるようになります。
種類は「基本」でOKです。
(高度、にすると毎日違う時間に
細かく設定できるようになります)
バックアップ中は、ほんの少しですが、
サーバーに負荷がかかって
その間ページが表示されるんのが
遅くなる可能性があるので
なるべく、見る人の少ない時間帯
平日の深夜が良いと思います。
毎週に曜日と時間を入れ
よければ「変更を保存」を押します。
次は、「宛先」Dropboxを開きます。
アプリ内認証コードを取得、を
押してください
「アクセスをリクエスト」と出るので、
「許可」を押すと
コードが出てくるので、
これをコピーしてください。
ワードプレスの画面に戻り、
コードを貼り付けます。
その下にある
「バックアップ設定」
「保存先フォルダ―」に
あらかじめランダムな値が入っているので
ここにデータを入れるフォルダ名をつけます。
これも、なんでもいいのですが
あとからフォルダを見て
分かりやすいように
「ファイル」などが良いかと思います。
「ファイルを削除」
というのは
この数以上のファイルは
削除するという意味です。
どんどんバックアップデータが
たまっていくので
いくつか残して
古いものから削除してくれます。
例えば、過去三か月分を
保存しておきたいのであれば
週に一回なので
4回で一か月×3=12
に、しておけばOKということです。
これで、1つ目の
「ファイルのバックアップ」は
完了です
このような手順で、バックアップを取っていきます。
次は、「データベースのバックアップ」です。
データベースバックアップ
要領は同じですが、
少し設定が違うのでご注意くださいね。
ジョブの名前を
「データベースのバックアップ」にして
データベースのバックアップ
と
インストール済みプラグイン一覧
に
チェックをつけます。
こちらも先ほどとおなじく
Windowsの方は 「Zip」
Macの方は「Tar Gzip」
にチェックを入れ
Dropboxにバックアップ
にチェックをつけます。
同じく、スケジュールを開き
「WordPressのcron」に
チェックをつけます。
こちらのバックアップは
「毎日 3時」
などに設定してください。
続いて、DBバックアップを開いてください。
バックアップするテーブルに
全てチェックが入っていることを確認し
バックアップファイル名は、サーバー名が
自動的に入ります。
同じサーバーで
いくつもサイトを持っていれば
サイト名に変えることをお勧めしますが
なければそのままでOKです。
バックアップファイルの圧縮は
Windowsの方もMacの方も
「Gzip」を選んでください。
続いて、宛先の設定です。
ここは先ほどのファイルと同じ流れです。
次は、「宛先」Dropboxを開きます。
アプリ内認証コードを取得、を
押してください
「アクセスをリクエスト」と出るので、
「許可」を押すと
コードが出てくるので、
これをコピーしてください。
WordPressの画面に戻り、
コードを貼り付けます。
その下にある
バックアップ設定
こちらも、ランダムな値を
「データベース」などの
分かりやすい名前に変更して置いてください。
ファイルを削除、の部分は
こちらは毎日バックアップをとるので
例えば、一か月分であれば「30」と
入力してください。
これで設定は完了です!
お疲れさまでした♪
おまけ
あとは勝手に、
設定した日時にバックアップが取られていきます。
もし、初めて設定したので
「念のためいますぐバックアップしておきたい」
ということであれば
BackWPupのメニューから
ジョブを開くと、
作った二つの設定が出てきます。
(※ジョブ…「仕事」という意味ですが
一連の動作、設定をさしています)
作ったジョブ名…「ファイルをバックアップ」に
マウスを乗せると
「編集」「コピー」「削除」「今すぐ実行」
ボタンが出るので 「今すぐ実行」を押してください。
すると、このような画面が出て
青い帯が動き
ファイルだと1分ほど
データベースだと3秒で完了しました。
(サイトの容量によると思います。)
以上で設定と、バックアップ完了です。
お疲れ様でした!