【2022年12月最新】 WordPress バックアッププラグイン3種 徹底比較!無料で初心者におすすめのプラグインってどれ?

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第34回の山梨WordPressMeetUpで、バックアップについていろいろなご意見・ご質問を伺いました。

MeetUpでは詳しくお話しできなかったこともあったので、この記事でおすすめの「バックアッププラグインの違いと選び方」を初心者向けに詳しくご紹介します。

特に、

自分でサイトを管理したい人向け
なるべくお金をかけない方法を優先して

ご説明していきます。

「バックアップ設定したけど、実は何を設定したかよくわかっていない」なんて声もありました。
いざという時使えなかったら大変ですので、この機会にしっかり設定しておいてくださいね。

バックアッププラグインの選び方

まず、バックアップのプラグインを3つご紹介します。
以下が無料で使える(※1)代表的なバックアッププラグインです。

(※1 いずれも有料オプションあり)

BackWPup – WordPress Backup Plugin
(バック ダブリューピー アップ)

UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
(アップドラフトプラス)

All-in-One WP Migration
(オールインワン ダブリューピー マイグレーション )

それぞれ特徴があり、一長一短あります。
自分がバックアップをどう設定したいか?をよく考えて選ばなければなりません。

ややこしいので、とりあえずマニュアル通り設定してしまう方がとても多いのですが、すると「何を設定したかわからない」とか「いざという時使えない」ということになりかねません。

自分でサイトを管理したいと考える方は特に、きちんと考えていただきたい大切なところです。一度しっかり確認しておいてくださいね。


以下の3点をどうしたいか考えると選びやすくなりますよ!

・自動バックアップ機能
・復元方法
・複製・移転機能

それぞれ詳しくご説明していきますね。

1.自動バックアップ機能は必要?

まずは「自動バックアップ」が必要かどうかを考えてみましょう。

バックアップは、アップデートやカスタマイズの前に保存しておくほか、予期できない攻撃やトラブルに備えて定期的に(週に1度くらい)行うのが理想です。

都度自分で行ってもいいのですが、バックアップは数分かかるのでちょっと面倒。それに忘れちゃう場合もありますよね。自分でやるのが難しいと感じる方は自動バックアップ機能のあるプラグインを使うのがおすすめです。

3つとも自動バックアップ機能はありますが、一部有料のものがあります。自動バックアップが必須だなぁと考える方は以下をよく確認してください。

BackWPup は無料で自動バックアップ設定OKです。

時刻や頻度も細かく設定できてとても便利。自動バックアップに関しては一番おすすめ。


UpdraftPlus も無料で自動バックアップ設定OKです。しかし、時刻指定が有料です。

無料のまま設定すると「設定した時間」に実行されます。夜中に起きて設定しなければならないのがちょっと面倒です。(※2)


All-in-One WP Migration は自動バックアップには有料オプションが必要です。無料では手動でクリックするしかありません。

このように、自動バックアップ機能だけ見ると BackWPup が良さそうですよね。でも復元の事も考えるとちょっと変わってきますよ。

次は「復元」について考えてみましょう。

※2 バックアップの時間帯について


バックアップは、サイトのデータを全てコピーして圧縮するため処理が多くてサーバーに負荷がかかります。

アクセスの多い時間帯に行うと、サイトの表示に時間がかかったり、最悪の場合表示されなくなってしまうこともあります。そのため、バックアップはアクセスの少ない深夜〜早朝の時間帯に設定するのがよいとされています。

しかし、自分ではそのデメリットを体感しにくく、またアクセスが少ないうちは困ることがほぼないため気にしない人もいます。何時に設定してもそんな致命的なことはありませんが、アクセスが多くなってきたら深夜帯にしておきたいところです。

2.バックアップを復元できる?

次は、いざ復元しよう!という時のことを考えてみましょう。

プラグインでどうやって復元するのでしょうか?それぞれ以下のような違いがあります。

BackWPupで復元するには有料オプションが必要です。無料のまま復元するには、FTPソフトやDBソフトを使ってデータを上書きする必要があり、ソフトやWordPressの構成に慣れていないと難しい操作です。


UpdraftPlusは復元機能が無料で使えて、しかも1クリックで簡単に復元できます。

バックアップの時間指定はなくてもいいからUpdraftPlusがいい、という方も多いですよ。


All-in-One WP Migrationも復元操作はめっちゃ簡単ですが、無料で使えるのは512MBまでです。

作ったばかりのサイトなら無料で使えると思います。

簡単な復元機能を無料で使いたいならUpdraftPlus、All-in-One WP Migrationを選んでください、ということですね。

復元機能が使えない場合も!?


トラブルが起こっても自分で対処したい、と考えて「簡単に復元できるプラグインがいい」という方が多いです。でもWordPresのトラブルって管理画面にログインできなくなることもあるんですよ。するとプラグインが使えない=復元機能が使えないケースもありますのでそのことは知っておいてくださいね。

復元プラグインがあれば100%安心というわけではないので、バックアップだけでなく、そもそものトラブルを起こさないようにするセキュリティの設定もしっかり行っておきたいですね。

3.サイトの複製や引っ越しはする?

3点目に、サイトの複製や移転をするかどうかも考えておきましょう。

サイトを複製しておけば、アップデートなどする前にトラブルが起きないかをテストできますし、今後サーバーを乗り換える可能性もあるとしたら、引っ越しもできればなお便利ですよね。

複製と移転については以下のような差がありますよ。

BackWPupで簡単に複製・移転するには有料オプションが必要ですが、バックアップデータが1つにまとまっていて扱いやすいので、手動でも複製や移転は可能です。


UpdraftPlusも、簡単に複製・移転するには有料オプションが必要です。データがバラバラに保存されるため無料のまま手動で複製や移転をするのはちょと面倒です。


All-in-One WP Migrationは復元・移転操作はめっちゃ簡単。一番おすすめですが、無料で使えるのは512MBまでです。

UpdraftPlusがよさそうでしたが、複製や移転のことを考えるとAll-in-One WP Migrationが楽です。複製や移転はあまり初心者の方向けではないかもですが、この辺りから難しい操作か有料オプション必要になってきます。

各プラグイン、さまざまに一長一短が異なりますね。
一度おさらいしてみましょう。

バックアッププラグイン機能比較一覧表

自動バックアップ復元複製・移転
BackWPup

無料で時間指定OK

有料オプション

有料オプション※3

UpdraftPlus

時間指定は有料

1クリックでOK

有料オプション※4

All-in-One WP Migration

有料オプション

1クリック
※上限あり

1クリック
※上限あり

※3、※4 ……BackWPupUpdraftPlusの複製・移転はどちらも有料オプションが必要、という条件は同じなんですが、UpdraftPlusはデータがバラバラになっており手動で作業することを想定していないため×にしました。

有料オプションは使うべき?

ぶっちゃけ、有料オプションを使えばどのプラグインもやりたいことは(ほぼ)できるようになります。
有料を検討する方は、どれにしようか?より何サイトに使うかで選ぶと結構料金が違いますよ。

たとえば、一番安いのは年間$69のBackWPupですが、2サイトだと$119になるのでUpdraftPlusの$70の方が安くなります。しかし更新料はBackWPupが安いため、2年以上使う場合はやっぱりBackWPupが安いくなります。BackWPupはサイト数が増えると割高になりますね。11サイト以上の場合は無制限のAll-in-One WP Migrationが最安になります。……ややこしいですねぇ。

1サイト    初年$ 69/更新$39
5サイトまで  初年$119/更新$59
10サイトまで 初年$199/更新$99
25サイトまで 初年$279/更新$149
https://backwpup.com/


2サイトまで  年間$70
10サイトまで  年間$95
35サイトまで  年間$145
https://updraftplus.com/shop/updraftplus-premium/


サイト数無制限
データ上限解除のみ         年間$69
データ上限解除+自動バックアップ他 年間$99
https://servmask.com/products
※ほかプラン多数あり

私は仕事でたくさん使うので、All-in-One WP Migrationの有料オプションを使っています。
めっちゃ簡単ですよ!早いし楽だし確実だし、ほんと便利。もう手動でやるの嫌です(笑)

でも……こんなこと言ったら開発者の方に怒られちゃうかもしれませんが、初心者の方がいきなり有料のプラグインを買わなくてもいいのではないかなと思っています。まずは無料でできる範囲で設定しておいて、どうしても困ったらその時初めて、有料オプションを検討するか、誰かに依頼してもいいのではないでしょうか?

無料の範囲でしばらく使ってみて、価格以上の価値・必要性を感じられるようになったら購入するのがおすすめですよ!

そこで改めて、各プラグイン無料でどこまでできるのかを一覧にしました。

無料で使える機能まとめ

BackWPup:手軽にバックアップだけ設定したい

BackWPupなら、無料で深夜のアクセスの少ない時間帯に自動バックアップ設定ができます。

万が一のデータだけ無料で簡単に保存しておいて、いざという時に有料にすればよいという方復元操作を練習したい方にもおすすめ。


UpdraftPlus:自分で復元操作したい

UpdraftPlusは、無料で自動バックアップ、簡単な復元操作まで可能な万能プラグインです。

時間は自分で夜中に設定するからいいという方、または日中バックアップが動いても気にしない方自分で復元操作を行いたい方には特におすすめです。


All-in-One WP Migration:サイトを複製・移転したい

All-in-One WP Migrationは、はじめのバックアップとして保存したり、複製したり移転したりするのにおすすめです。※無料で使えるのはサイトが小さいうちのみです。

あとがき

長文になってしまいましたが、「自分でどこまでやってみたいか」によって違うんだということが、お分かりいただけましたでしょうか?

「無料でとりあえずバックアップを取っておきたい」ならBackWPupかUpdraftPlus、
「自分で復元操作をしたい」ならUpdraftPlus、
「複製や移転もしたい」ならAll-in-One WP Migrationという感じですね。

詳しい設定方法は以下の記事をご参照ください。

この3つのプラグインは無料で始められますので、1つづつ入れて、自分にとって扱いやすいかどうか触ってみるのもいいかもしれません。

使ってっみてわからないことがあったら、Twitterで@web_mariageにリプくださるか、山梨WordPressMeetUpなどで直接ご質問いただければと思います!

次は翌月話題に上がったセキュリティのお話をしますね!

バージョン情報

この記事は2022年12月29日に書きました。

執筆時のWordPressのバージョン:6.1.1
使用テーマ:Nishiki Pro バージョン: 1.0.310

※ この記事の内容はテーマやバージョン関係ないですけど、念のため。