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この記事では、初心者におすすめのWordPress本を解説しています。
「WordPressはじめてのデザイン&カスタマイズ入門」(2019年2月)は、ブロックエディターでの投稿操作が丁寧に説明され、他の本ではなかなか説明されていないWordPressのカスタマイズ方法と、WordPressのファイル構成とその仕組みが統括的にまとめられた入門書です。
「WordPressはじめてのデザイン&カスタマイズ入門」 書籍情報
出版年月日 | 2019/02/08 第1版発行 |
価格 | ¥2,838 |
出版社 | 技術評論社 |
サイズ | B5変形 |
ページ数 | 292ページ |
著者 | 茂木葉子、岩本修(著)星野邦敏、吉田裕介(監修 ) |
本で紹介されているバージョンなど
WordPressのバージョン | 5.0.1 |
テーマ | Twenty Nineteen |
サンプルサイト | なし |
サーバー | なし |
ドメイン | なし |
解説プラグイン | WP Multibyte Patch SiteGuard Contact Form7 Table Press Jetpack Google Analytics Dashboard for WordPress Yoast SEO |
詳しく解説されている機能
お問い合わせフォーム | Contact Form7 |
セキュリティ | SiteGuard |
バックアップ | なし |
カスタマイズ | ブロックエディタ、カスタマイザー、追加CSS、テンプレート |
SEO | Googleアナリティクス、サーチコンソールが詳しく解説。 プラグインYoast SEOの設定紹介。 |
収益化 | なし |
本の目次
ここがお勧め!ポイント
- ブロックエディターの解説が詳しい
- html、CSS、PHP、テンプレートまで説明されている
・ブロックエディターの解説が詳しい
この本は、ブロックエディターを使ったコンテンツ作成方法の解説がとても多いです。かなりボリュームがあるので、1つづつ操作を確認していけばブロックエディターの知識が相当増えますよ。
・html、CSS、PHP、テンプレートまで説明されている
WordPressは、コードを書かなくても管理画面からブログ感覚で記事を投稿することができますが、実はPHPファイルが動いていて、htmlコードとCSSで生成されています。
このあたりは初心者向けの本ではほとんど説明されていませんが、この本では詳しく説明されています。少し難しい内容だと思いますが、もっと知識をつけたい方が何を勉強したらいいのか、内容はどんなものなのか少し知ることができます。ステップアップしたい方は是非読んでみてください。
ここは注意!が必要なポイント
- デザインの解説は概要のみ
- 半分くらいブロックエディターの解説
- 集客・運用・SEOは少ない
・デザインについては概要のみ
冒頭で、デザインイメージのワイヤーフレームを準備しましょう、と解説があるのですが、そのワイヤーフレームデザインをどうやって実装していくか?という解説はありませんでした。
デザイン・カスタマイズのために必要な基礎知識が勉強できる本、と言う感じなので、この本を読めば、自分のやりたいデザインが実装できるのかと思っているとがっかりしてしまうかも。
・半分くらいはブロックエディターの解説
この本は【Chapter 2「投稿」や「固定ページ」で記事を書いてみよう】・【Chapter 3 Gutenberg エディターを使いこなそう】・【Chapter 4 Web ページのコンテンツを充実させよう】のページボリュームが多く、本の半分くらいを占めています。デザイン&カスタマイズ、というよりブロックエディターでのコンテンツの作り方の解説の方が多い印象です。
・集客・運用・SEOは少ない
表紙に「集客力を上げる」「運用ノウハウ」と書いてあるのですが、本書で紹介されているのは必要な初期設定のみでした。その後の活用方法を知りたい方は別の専門書を探した方が良いでしょう。
「WordPressはじめてのデザイン&カスタマイズ入門」 まとめ
入門書ではあまり触れられていない、デザインとカスタマイズについて詳しく概要を説明してくれる貴重な本でした。しかし、タイトルからもっとデザインの実装やマーケティングの話の本かと想像していたのですが、基礎とブロックエディターの解説に重点があったのはちょっとミスマッチを起こしそう。
少し操作に慣れた方が、ブロックエディターの使いこなしのバリエーションを学び、もっと高度なデザインを実装していくにはどんな勉強が必要なのかをガイドしてくれる本です。
この本を入り口にして、ステップアップしていきましょう!