WordPressを始める時、
「ドメイン」を設定しないで
「初期ドメイン」にインストールしてしまった!
というケースの対応方法についてお話しますね。
どういうことかというと・・
こんな状況でした
↓ ↓ ↓
お客様は、自分でWordPressをインストールして、
がんばってブログをたくさん投稿していました。
さらに、アクセスを上げようと
WordPressだけではなく、アメブロもがんばっていて、
アメブロに、WordPressのブログを
紹介する記事を書いていました。
素敵ですね^^
でも、「独自ドメイン」を設定せずに
「初期ドメイン」のまま、ブログを運営していたんです。
「初期ドメイン」って何のこと?
WordPressをインストールするのに
サーバーを借りますよね。
その時、
「会員登録した名前+サーバー名」のようなアドレスが、
初期設定として登録されています。
たとえば、エックスサーバーに
「nekodemowakaru」という会員名で登録した場合
nekodemowakaru.xsrv.jp
というアドレスが設定されます。
これを「初期ドメイン」と言います。
※これに対して、自分で好きなアドレスを取得したものは
「独自ドメイン」と言います。
初期ドメインでも、ブログを運営することはできるんですが
会員IDが丸見えになったり、
どのサーバーを使っているかが分かってしまったりします。
これが、悪意のある人に見つかると、
サーバーを乗っ取られてしまうかもしれませんので
独自ドメインを使ってブログを運営することはお勧めできません。
というわけで、ちゃんと独自ドメインを取得して、
アドレスを変更しました。
これで独自ドメインのブログになりましたね!よかったよかった!
・・・と思いきや、一つ問題が。
クリックすると 「ページが見つかりません」・・・!
こちらのお客様の場合、
>さらに、アクセスを上げようと
>アメブロもがんばっていて、
>アメブロに、WordPressのブログを
>毎回紹介する記事を書いていました。
そうなんです、アメブロに
はじめの「初期ドメイン」のアドレスで
たくさんリンクを貼っていたのです。
初期ドメインはもう使っていませんから
リンクをクリックすると・・・・
「404 not found ページが見つかりません」
せっかくアメブロからアクセスがあっても
「そんなページありませんよ」と出てしまうのです。
どうしたらいいのでしょうか?
できれば転送はしない方がいい
そこで、ご相談の結果
初期ドメイン/blogkiji
というアドレスにアクセスがあった時は、自動的に
独自ドメイン/blogkiji
に転送させることにしました。
※でも、本当はそんな転送設定はしないほうがいいです。
せっかくアクセスが集まるのでしたら、
新しく取得した「独自ドメイン」に直接アクセスしてもらったほうが
「独自ドメイン」に人気がある、という評価になるのでSEOの評価も上がります。
もう使っていない、初期ドメインにアクセス増やしても仕方がないのです。
もし、同じ状況でお困りの方がいらっしゃいましたら
面倒かもしれませんが、転送設定をするよりも
アメブロの記事に書いたブログのリンクを全部書き直したほうが絶対いいですよ。
ですが、今回はブログが100件以上あって、
そんな時間はとてもとれず、急いで対応しないといけないとのことでしたので、
転送設定を行うことにしました。
.htaccessにリダイレクト設定をする
ちょっと専門的な話になりますが、
「.htaccess」というファイルがありますので
そこに転送するようにプログラムをかけばOKです。
今回のお客様は、さくらサーバーだったので
このような記述になりました
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^初期ドメイン\.sakura\.ne\.jp(:80)?$
RewriteRule ^(.*)$ https://独自ドメイン/$1 [R=301,L]
これを書いておけば、
初期ドメイン/blog
↓ ↓
独自ドメイン/blog
ドメインの部分だけをドメインに変更して、
それぞれのブログ記事が表示できるようになりますよ。
これで済めばよかったのですが、
今回のお客様は、初期ドメインでのブログのアドレスを
日本語のタイトルにしていたため、とんでもないことになりました(笑)
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