この記事では、おすすめのWordPress本を解説しています。
「WordPressのやさしい教科書。」(2019年6月)は、WordPressのコミュニティで活躍されている方々がまとめたWordPressの教科書です。
使い方だけでなく、成り立ちから詳しく解説されているので、WordPressへの理解が深まりますよ。情報収集におすすめの勉強会や参考になるサイトも紹介されているのも嬉しいポイントです。
しかし、とても詳しく解説されているため、初めての方には少し難しいかな、思える機能や用語も見られました。
ゼロからというより、WordPressに少し慣れた方が、さらに知識を補完するのにおすすめの本といえますね。
「WordPressのやさしい教科書。」 書籍情報
出版年月日 | 2019/06/01 第1版発行 |
価格 | ¥2,200 |
出版社 | 株式会社エムディエヌコーポレーション |
サイズ | B5変形 |
ページ数 | 256ページ |
著者 | 竹下 和人、額賀 順子、占部 紘、シマ キョウスケ |
本で紹介されているバージョンなど
WordPressのバージョン | 5.1 |
テーマ | Twenty Nineteen |
サンプルサイト | https://wp5-834.github.io/demo-site/index.html |
サーバー | なし |
ドメイン | なし |
解説プラグイン | My Calendar Jetpack Akismet Instagram Feed(Smash Balloon Social Photo Feed) All-in-One WP Migration |
詳しく解説されている機能
お問い合わせフォーム | Jetpack |
セキュリティ | パスワード、WAF、SiteGuard、アップデート |
バックアップ | 手動、All-in-One WP Migration |
カスタマイズ | カスタマイザー、CSS、 |
SEO | Googleアナリティクス |
収益化 | なし |
本の目次
ここがお勧め!ポイント
- 機能・システムの紹介がとても詳しい
- 作った後の情報収集方法を紹介している
・機能・システムの紹介がとても詳しい
WordPressの成り立ちや、仕組みそのものの解説がとても詳しいです。そこまで解説するんだ!と驚いたくらい。WordPressに少し慣れてもっと詳しく知りたい方が、詳しい先輩からWordPressの歴史を教わっているような感覚になれる本です。
・情報収集方法を紹介している
WordPressはどんどんアップデートして内容が変わっていくため、本の情報ってどうしても古くなってしまいます。サイトができたその後の情報収集のやり方を紹介しているのはとても親切で良いなと思いました。
ここは注意!が必要なポイント
- ちょっと難しい
- タイトルがわかりにくいところも
・ちょっと難しい
この本は「予備知識として知っておくとより理解が深まること」がとても詳しく解説されています。
例えば、WordPressインストール時にデータベースのテーブルについて説明してあるのですが、初心者の方は、それどこにあるの??と混乱してしまうかも。
少し前知識のある方ならとても楽しめると思いますが、初心者さんには「??」が多いかも知れません。
・タイトルがわかりにくいところも
例えば、セキュリティ対策のページに「WordPress本体やプラグインの脆弱性を利用する」(P.219)という見出しがありました。このページでは「脆弱性があるのでアップデートしよう」ということを言いたいようですが、「利用する」だと何をしていいかわからないですね。タイトルがちょっと唐突に感じました。
「WordPressのやさしい教科書。」 まとめ
この本は、WordPressのコミュニティの方がWordPressのことをすごく詳しく教えてくれる本です。
ちょっと難しい部分もあるので、WordPressに少し慣れて「WordPressが好きー!WordPressのこともっと詳しく知りたい!」という方にお勧めです。知識が増えて楽しいですよ!
WordPressのコミュニティが好きな方におすすめ!