さて、ブログコンセプト編の第3回は
「市場調査・キーワード」についてのお話です。
これ、やるかやらないか、で
結果に大きな違いが出てきますよ!
ぜひ一度は時間をとって取り組んでみてくださいね。
どうしてこれをやるだけで、
違いがつけられるの?
それはね、
みんなやらないからだよ(笑)
かく言う私も、全然やっていませんでした。
やっぱりちょっと面倒なんですけど、
面倒な分「取り組む人も少なくなる」ので、
ここを頑張るだけでも、成果が出しやすいんです。
ブログを始めたばかりの頃は、いつも無計画に
ネタを思いつき次第書いていたので
全然アクセスは集まりませんでした。
アクセスを集めるためには
「お客様が探していること」に合わせてブログを書かないと、
そもそも、見つけてもらうことができないんですよね。
ただ書きたいことを書くのだけではなく
その気が、お客様の何に役に立つのか?
お客様が何を探しているのかを考える、というわけです。
そのために、まず、
・ライバルを知ること、
・書きたいことを
「お客様が読みたいもの」に近づけることが大切です。
詳しく解説していきますね。
お客様を知る=市場を知る
インターネットの検索結果は、
言ってみれば「ランキング」ですよね。
なので
「他のブログと比べて、自分のブログはどうなのか」で
評価が決まります。
なので、まずは「市場調査」をして
どんなサイトがあるのかを調べてみましょう。
市場調査1:ライバルを知る
市場調査、というと
難しいイメージがあるかもしれませんが、
簡単に言うと
今、インターネットで検索したら、
どんな情報が出てくるかを調べるだけです。
Googleの検索アルゴリズム(しくみ)は
とてもよくできていて
キーワードを入力した人が
知りたい情報は何か?を察知し
それにはこのサイトが役に立つのではないか?
という、オススメのサイトを教えてくれます。
すなわち、検索して上位に出てくるサイトは
「お客様が読みたいサイト」であり、
正確に言うなら
「Googleがそう思っている(評価している)サイト」といえます。
なので、
今どんなサイトが上位に表示されているのか?を見るだけで
今、こんな情報が必要とされている
(Googleがそう思っている)んだな、ということがわかるんですね。
【 今日の問題 】
自分がお客様になったつもりで
「こんなキーワードで検索したら
自分のサイトが出てきたらいいな」
というキーワードで
インターネット検索をしてみてください。
どんなサイトが出てきましたか?
市場調査2:お客様の読みたいものを知る
その上位のサイトを3〜5サイトくらいよく読んでみましょう。
上位に出てくるサイトは、
他の記事もアクセスが多かったりなど
内容に定評のある、人気のあるブログが多いので
必ず、今の自分のブログにはない視点・ポイントがあるはずです。
それが「お客様・Googleが求めているもの」ですので
参考にして、自分のブログに取り入れていきましょう。
参考にするポイントは
・見出し・タイトルの書き方
・内容のボリューム、視点
・独自の見解の書き方
などです。
あ、もちろんコピーしちゃダメですよ(笑)
キーワードはシークレットモードにしないと意味がない!?
この時、必ず
「シークレットモード」を使ってくださいね。
(GoogleChromeの場合)
Googleは、「ユーザビリティ」という
お客さま目線を本当に大切にしているので、
GoogleChromeにログインした状態で
インターネット検索をすると
検索結果を「あなた向け」にカスタマイズして
調整してくれる機能がついています。
これが市場調査にはちょっと邪魔になります。
一番人気があるサイトをみたいのに
カスタマイズされては困りますよね。
<シークレットモードの使い方>
GoogleChormeを立ち上げると
こんな画面が開くと思います。
画面上、右端に縦に3つ「・」が並んでいる
マークがありますので、これをクリックしてください。
すると、メニューが開きますので
「新しいシークレットウィンドウ」をクリックしてください。
すると、怪しい探偵みたいな画面が出てきます。
これが「シークレットモード」です。
この画面を使って、あとは普通に検索するだけでOKです。
あなたの情報は参考にせずに、
純粋な人気順の結果が表示されるようになりますよ^^
さて、それでは
なんと言うキーワードを入れましょうか?
キーワードの選び方がわからない時は
でも、お客様が
どんなキーワードで検索するかなんて
わからないよー
そこで、前にやってもらった
「ターゲット設定」が役に立つんだよ!
ターゲットって何???と言う方は
こちらの記事もご覧ください。
また、心理カウンセラーのOさんを例にしてお話しますね。
Oさんは、心理カウンセラーで、
特に「職場での対人関係に悩む女性」がターゲットですが
その方が、一体どんなキーワードで検索するか?
どうやったらわかるのでしょうか?
キーワードはターゲットのキャラ設定で決まる
それは、
「キャラ設定を
めちゃくちゃ具体的にすること」で絞り込めます。
たとえばこんなのはどうでしょう?
・プロフィール
篠原 えみ さん 32才独身 派遣 営業事務
真面目で人当たりがよく、やや不器用。
実家暮らし、趣味は愛犬の散歩。
最近、チーフに昇進した篠原さんは
同僚が部下になり、それを妬んだ同僚が
仕事に協力しなくなり、困っています。
上司に相談しても、
「お前の管理能力がないからだ」
「そういう人間をうまく使うのがお前の仕事だ」と
力になってくれません。
部下にお願いしても
「なんで私だけそんなこと言われなくちゃいけないの」
「できる人はいいよね、上からバカにして」と
まったく話を聞いてくれません。
仲の良い同僚だと思っていたのに
協力どころか、無視されるようになってしまい、
心理的ストレスで、体調を崩してしまいました。
それでも、仕事にいかなきゃ・・と苦しい毎日です。
こんな時・・・
真面目な彼女が検索するキーワードは
「部下」「いうことを聞いてくれない」
「昇進」「トラブル」
「部下」「管理」
などではないでしょうか?
ここまでキャラ設定すると、
キーワードもイメージしやすいですよね。
こんなに具体的に
キャラ設定できないです・・・
というお声が聞こえてきそうですが、
実はとっても簡単なんですよ。
なんで私がこれをスラスラ書けたか、というと
これ、昔の私なんです(笑)
(※だいぶ脚色していますよ!)
ちなみに私がその時検索した言葉は
「会社」「行きたくない」でしたけど(笑)
篠原 えみ さん(仮名)を
真面目で不器用な人、と設定したからこういうキーワードになりました。
もちろん、あくまでも想像の範囲を出ないのですが、
具体的な人物像をイメージすることで、
通常の自分の視点と、違う視点に切り替えることができるようになります。
これを繰り返すことで「お客様の目線」を考える練習ができます。
手間はかかりますが、ぜひ、時々は取り組んでみてくださいね。
大きく結果が変わってきますよ!
キーワード選びには、いろいろなツール、テクニックがあるので
次回はそちらを紹介しますね^^